オゾン水生成器

オゾン水生成器 FLOWシリーズ

濃度も量も、思いのまま。

MOSS 計測可能なオゾン衛生管理システム

FLOWシリーズは、生成中のオゾン水濃度をリアルタイムに表示・調整できる、高濃度オゾン水生成器。

水道とつないで蛇口をひねるだけで、必要な濃度のオゾン水を、必要なだけ、無制限に利用できます。

衛生環境の維持を、強力にサポート

リアルタイム表示で、洗浄力を見える化

FLOWシリーズ オゾン濃度表示画面

オゾン濃度

生成中のオゾン水濃度。
除菌力・消臭力をはじめとする洗浄力を表す重要な指標です。

FLOWシリーズ 水量表示画面

水量

水道から供給される水量。

供給される水量により、オゾン濃度が変化します。

FLOWシリーズ 水温表示画面

水温

水道から供給される水の水温。

オゾン水は40度前後の水温で最も活性化します。

FLOWシリーズ TDS表示画面

TDS

水道水に溶けている電解質の量。

オゾン水生成効率 (消費電力) に影響します。

見えるから、洗浄力を再現できる

画面を見ながら洗浄力の主要な指標となるオゾン濃度と水量を決まった値に調整するだけで、常に一定のパフォーマンスを持つオゾン水を生成できます。

いつでも、どこでも、誰でも、必要な洗浄力を再現可能なオゾン水生成器、それがFLOWシリーズです。

しっかり洗浄、きっちり除菌

実はもっとも強力で重要な、十分な水量による洗浄

FLOWシリーズによる衛生管理の最大の特長は、「大量のオゾン水による流水洗浄」にあります。

では、この「水量」がなぜ衛生管理に直結するのでしょうか。

それは、大量の水で物理的に汚れを洗い流すことが、食中毒や各種ウイルス感染の防止において、最も効果的かつ基本的な対策とされているからです。

洗浄が不十分なままでは、どれほど強力な消毒・除菌を行っても、十分な効果は得られません。

確実な洗浄が、確実な除菌を支えます。

この考え方は、厚生労働省が示す衛生管理手引書や、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインにおいても明確に推奨されています。

いずれの機関も、「洗浄(物理的除去)」を消毒・滅菌に先立つ不可欠な工程と位置づけており、汚れが残った状態では消毒効果が大幅に低下することが指摘されています。

「消毒は汚れが落ちていないと効果がありません。かならず、洗浄によってきれいにしたものを消毒しましょう。」
「洗浄とは、物体から異物(例:汚れや有機物)を除去することであり、通常は洗剤や酵素製品を用いた水によって行われます。高水準の消毒や滅菌の前には、徹底した洗浄が不可欠です。なぜなら、器具の表面に残留する無機物や有機物は、これらのプロセスの効果を妨げるからです。」
"Cleaning is the removal of foreign material (e.g., soil, and organic material) from objects and is normally accomplished using water with detergents or enzymatic products. Thorough cleaning is required before high-level disinfection and sterilization because inorganic and organic materials that remain on the surfaces of instruments interfere with the effectiveness of these processes. "

洗浄工程そのものに強い除菌効果

通常の洗浄では、

・水の物理的な力(流れ、摩擦)で汚れを落とす

・その後、別途除菌剤を使って除菌する

という「二段階作業」が前提となっています。

しかし、オゾン水を用いることで洗浄工程そのものに強い除菌効果を持たせることが可能になります。

つまり、

「汚れを落としながら、その場で微生物も不活化する」

という、従来工程よりも圧倒的に衛生レベルを高める相乗効果が得られます。

水量コントロールで自在に衛生管理

FLOWシリーズは、水の流量によってオゾン水の濃度が変わる仕組みを備えています。

蛇口からの水量が多いとオゾン濃度は低くなり、
水量を絞るとオゾン濃度は高まります。

これにより、

step.1 大量のオゾン水でしっかり洗浄
step.2 高濃度のオゾン水で確実に除菌

という段階的な使い分けが可能です。

面倒な手入れは不要、いつでも生成能力100%

白い汚れの正体 「スケール」

電気ポットや加湿器の内側に、白く固まった汚れが付いていたことはありませんか?

これは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、熱や電気の作用によって析出・堆積したものです。

この固まりは「スケール」と呼ばれ、オゾン水生成器内部のオゾン生成電極でも同じように発生します。

スケールがたまると、性能がどんどん落ちていく

FLOWシリーズが採用する電気分解方式では、電極に電気を流してオゾンを生成します。

ところがこの電極にスケールがたまると、電気がうまく流れなくなり、オゾン水の濃度が徐々に下がっていきます

さらに放置すると、最終的にはオゾン水そのものが生成できなくなってしまいます

これまでは定期的にクリーニングが必要でした

従来のオゾン水生成器では、スケールを取り除くために100~200時間ごとに一度、装置を止めて電極をクエン酸で洗浄する作業が必要でした。

この作業には手間がかかり、業務を一時中断する必要もあるため、多くの現場で後回しにされがちでした

結果として、性能が落ちていることに気づかないまま使い続けてしまうケースも少なくありません。

FLOWシリーズは、自動でスケールを除去

こうした課題をすべて解決するのが、モステック独自の「全自動電極クリーニング機能」です。

スケールを装置が自動で除去するため、ユーザーが手を動かす必要は一切ありません

クリーニングのための停止時間も発生しないので、業務の流れを止めずにオゾン水を使い続けることができます

レンタル方式で、電極寿命も心配なし

さらに、オゾン水生成の要となる電極コーティングの寿命があり、長時間の使用によって徐々に性能が低下していきます。

FLOWシリーズが採用する電極では、約1,500時間の使用を目安に電極の交換を推奨しています。

とはいえ、交換のタイミングをユーザーが管理する必要はありません。

FLOWシリーズは年間契約のレンタル方式を採用しており、契約更新時に当社が電極を交換するため、性能が落ちることなく、常に安定したオゾン水を生成し続けられます。

設置から運用まで、驚くほどシンプル

FLOWシリーズは、専門的な工事や複雑な初期設定を必要とせず、届いたその日からすぐに使用できるシンプル設計です。

初めての方でも迷わず導入できるよう、接続から運用までの流れをご紹介します。

ホースでつなぐだけの簡単接続

設置に必要なのは、水道とホース、そしてコンセントだけ。複雑な配管工事や工具は不要です。

・給水側:水道の蛇口とFLOWシリーズ本体の給水口をホースでつなぐだけ

・オゾン水の吐出側:本体の吐出口とシャワーヘッドなど使用機器の間も同様にホースで接続

ホースの接続には、市販の散水ホースなどで一般的に使用されるワンタッチニップルがそのまま使えます

だれでも簡単に、確実に接続することが可能です。

操作は「蛇口をひねるだけ」

FLOWシリーズの操作はとても直感的。

電源コードをコンセントに挿し、水道の蛇口を開くだけで使用を開始できます

・水流を感知すると、自動的に本体の電源が入り、オゾン水の生成がスタート

・使用後は蛇口を閉じるだけで、水流停止を感知して自動で電源がOFFになります

スイッチ操作も、タイマー設定も不要。

使いたいときにすぐ使え、使い終われば自動で停止する。誰でも迷わず使えて、切り忘れの心配もない安心設計です。

FLOWシリーズ製品仕様

MOSTEK-FLOW-01 / 飲食店、小規模厨房施設向け

MOSTEK-FLOW-01
オゾン水生成器 MOSTEK-FLOW-01
オゾン水濃度 0.1 - 3.0ppm
定格流量 5 -10リットル / 分
外形寸法 28cm (幅) 12cm (奥行) 28cm (高さ)
電源 AC100-240V・50/60Hz

MOSTEK-FLOW-02 / 食品工場、セントラルキッチン等向け

MOSTEK-FLOW-02
オゾン水生成器 MOSTEK-FLOW-02
オゾン水濃度 0.1 - 3.0ppm
定格流量 10 - 15リットル / 分
外形寸法 28cm (幅) 12cm (奥行) 42cm (高さ)
電源 AC100-240V・50/60Hz